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モーグル部門

部員 : 3名(現役 3名)

学年 : 3年生 1名(男 1名)
     2年生 1名(女 1名)
​     1年生 1名(男 1名)

​チーフ: 山崎裕貴(3年生 理学部)


活動時間
 夏季: アルペンと合同で火・木・土
     ウォータージャンプは土・日
 冬季: 平日ナイター、土日
​     オフは週2日目安

練習場所
 夏季: テイネウォータージャンプ
     トレーニングセンター
     屋内運動場
 冬季: ばんけいスキー場
     テイネハイランド
​     札幌国際スキー場

モーグルとは

​ モーグルはターン(60%)、エア(20%)、スピード(20%)の三つの観点を100点満点で競うスキー競技です。選手は240mに及ぶモーグルコースを20~30秒というわずかな時間で滑り切り、その中にターンの正確さ、エアの難度とダイナミックさ、他を寄せ付けない圧倒的なスピードの全てを詰め込みます。

 モーグル競技にはモーグル種目(MO)とデュアルモーグル種目(DM、通称デュアル)という2つの種目が存在します。モーグル種目は1人でコースを滑り、100点満点のスコアを争う技術重視の勝負です。一方デュアルモーグルは2人同時にコースを滑り、ターン、エア、スピードのそれぞれでどちらが上回っていたか、国内大会では25点ないし35点満点を相対評価で2選手に振り分け、勝負する種目です。デュアルモーグルには綺麗に滑る技術だけでなく、相手に勝つ精神力、恐れずに板を走らせエアに飛び込む勇気が必要となります。2026ミラノオリンピックからモーグル種目に加えデュアルモーグル種目も開催されます。選手のパワーあふれるパフォーマンスをぜひご覧ください。

​チーフ挨拶 3年 山崎裕貴

​ はじめまして。2025-26シーズンモーグル部門チーフの3年山崎裕貴と申します。
私たちモーグル部門は2025年に発足した新部門です。現在は3名で活動し、各々設定した目標に向かって日々トレーニングを積んでいます。インカレや十大戦には出場しませんが、部員の中には今年からモーグルを始め、まずは大会に慣れることを目標とする選手から、日本のトップを決める全日本選手権出場を狙う選手まで様々に在籍しています。
現在は練習環境の都合上、ある程度のスキー経験を経た者を受け入れていますが、近いうちの未経験者の受け入れも視野に入れています。
 
 部、ひいては私自身の願いとしてはモーグル部門が、学業とモーグルを両立する選手の活躍の場であってほしいです。これは経験の有無に関わりません。私の10年以上の選手活動の中で勉強を理由にモーグルを辞めていく選手は何人も見てきました。他競技も然りだと推測します。北海道大学には最高の練習環境と日本有数の学修・研究環境が整っています。過去に競技での夢を諦めてしまった人、まだ夢を諦めたくない人を私たちは歓迎します。共にモーグルを盛り上げましょう。

​ エルムの森でモーグルに向き合う4年間を過ごし、今後の人生の糧としてください。そして欲を言えばモーグルを、一生の友としてください。
​                         
                            モーグル部門チーフ 山崎裕貴

​モーグルと北大モーグル部門の魅力

 モーグルの魅力はなんといってもそのダイナミックさです。ライバルに、全国ひいては世界の選手たちに勝つためにはより高難度の技と高速下での正確な板さばきが求められます。上手くなるため、より高みを目指すための鍵は恐怖に勝って、自分の常識を超えて挑戦することにあります。エアで頭を下にするなど超えるべき壁は無数にあります。テレビやYouTubeで見るダイナミックな選手たちの演技はそういった考え難い危険を数えきれないほど超えた先に生まれたものです。

​ 私たちモーグル部門も日々のトレーニングで数多の壁を超えます。今まで持てなかった高重量での筋トレやバックフリップ(後方一回転)の挑戦、上位選手とのデュアル対決など大小様々な試練が待っています。しかしそれを乗り越えた先にあるのは体力増強、新技の獲得、人生初の表彰台といった選手として一つ先のステージです。もちろん1人で乗り越えることはありません。コーチ、トレーナーの存在や、先輩のアドバイス、部員間の応援が力となり、組織として皆で達成に向かいます。そうして得られたものを20~30秒という一瞬に詰め込み、見るものを魅了するのです。

​ ここで得られた極限での集中力や、1人で、しかし集団で壁に挑戦する姿勢はきっと今後の人生でも活きるはずです。当然「経験」は後先を考えず夢中で取り組んだ者のみが得るものです。本気で取り組める最後の4年間をモーグル部門で過ごしましょう。
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